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2012年2月8日水曜日

アイアムアヒーロー

アイアムアヒーローという漫画があるのですが。皆さんご存知でしょうか。
私が最初に目にしたのは1〜2年前でしょうか。
まずタイトルと表紙のインパクトで目を引かれたと思います。
いかにも冴えなさそうな男にアイアムアヒーロー、そして銃。
完全に引きこもりがテロや連続殺人を起こす様な話を勝手に妄想して、絶対おもしろいと思って買いましたが。
内容は全然違っていて、いわゆるゾンビ系の話でした。
しかしこれがまたおもしろいのですよ。
とりあえず設定的にはゾンビ化した者に噛まれたりしたら感染して、しばらくしてゾンビになります。
あ、ゾンビといっても死ななくてもなります。というか何か分からない奇人になるのでゾンビということにしておきます。
これが何か私のトラウマになっているらしくて、たまに夢で見て凄い怖い思いをします。
なにが怖いってこれ、日常がすごいリアルなんですよね。
最初にゾンビが出始めた頃等の世の中の描写が本当に今の世の中でこのような事が起こった時の周囲の人の反応みたいなものがものすごくリアルに描かれていると思いますね。
なにかこの日本の日常の狂気みたいなものを感じます。
例えば誰かがいじめられていても見て見ぬ振りをするだとか、取りあえず周りに合わせる的な雰囲気だとか
「そんな訳ねーだろ」と「そんな事起こるわけねーよ」というものだったりがあります。
それは多分私自身の中にあるものがこれを読んであぶり出されているのだと思います。
そしてその日常が壊れていく感じが凄い怖いんですよね。
そして感染から発症までのタイムラグもまた恐怖をあおります。
そしてこれの夢を見るときは人が近くにいると、この人は感染者か?と疑心暗鬼に陥ります。
ちょっとでも変な動きをする人がいると、誰よりも早くすぐにその場から逃げるというずっと怯えて逃げる夢になるわけですね。
このような夢を何回かみるのですが、完全にトラウマになっていると思います。
また、これで感じる恐怖心っていうものは実は現実世界にも存在していて、たまに街で”変な人”を見かける事があると思います。それはいろいろな種類の人が居ると思うのですが、それは変な行動や変な言動をしている人で、そういう人は私自身の常識から外れているので”変な人”となるわけで、つまり私自身の思う常識が通用しない人ということで、”何をされるか分からない”という恐怖があるんですね。
この漫画はそういう何か分からない者への恐怖、もっと言えば自分以外の人間なんて何をするか分からない訳ですから、自分以外の人間、世の中への恐怖がテーマになっているような気がしますね。
 作者は何を思っているのか知りませんが、あんまり怖くしないでください。


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